患者様の喜びの声
小中学生頃は骨が成長していく時期です。
骨の成長に比べて筋肉・靱帯の成長が間に合わなくなるので柔軟性が低下した状態となります。その状態のままでオーバーユースになってしまうと、膝に痛みが出る、オスッグドシュラッター病などを引き起こしてしまいます。
また小中学生の頃は「ゴールデンエイジ」とも呼ばれ、神経系が発達し動作の習得が著しく伸びる時期ではありますが、年齢を重ねていくにつれ、筋肉の柔軟性も低下しやすいので無理な運動はケガの原因にもなります。
疲労骨折 | 弱い力で繰り返し同じ部位に力が加わり骨にひびが入る状態(不全骨折)です。子供は完全に骨が出来上がっていないのでハードな運動を続けるとおこります。よくおこるのは下腿骨(すねの骨)腰椎(腰の骨)中足骨(足の甲)などがあげられます。 |
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有痛性外怪骨 | 外径骨とは、足の舟状骨の内側にある余分な骨で、痛みが出る原因として捻挫や後径骨筋が繰り返し引っ張る事によるものがあります。また扁平足などでも痛みの原因となります。 |
シンスプリント (脛骨疲労性骨膜炎/ 脛骨過労性骨膜炎) |
走ったり飛んだりするスポーツによってストレスを生じ、引き起こされる障害。下腿内側部1/3の部位が痛くなる。当院では特に陸上部に所属している子が多いです。 ヒラメ筋や、後脛骨筋と呼ばれる筋肉が脛骨の内側に付着しており、繰り返し刺激が加わることで炎症が起こるといわれています。偏平足はリスクファクターのひとつと、考えられております。 |
子どもの姿勢について
お子様の姿勢、気になりますよね。また、心配にもなりますよね。 お問い合わせをいただくことがありますので、こちらで少しご説明しようと思い、ホームページに記載させていただきました。
原因ポイント- 運動する機会の減少(運動能力の低下)
一昔前に比べて、身体を動かす機会が減り、筋力や柔軟性、姿勢を司る神経系などの体力要素が低下していること。 もともと成長期に元気に身体を動かしているだけで、上記に申し上げた体力要素が、自然と身につきます。その結果骨格を支える機能が構築され、不良姿勢とよばれる状態にはなりにくいとされております。
しかし現代は、熱中症や、ゲームの発達、遊び場の減少などにより、身体を動かす機会が随分減っていることで、運動能力の低下を及ぼし、結果、姿勢を維持するための筋力の発達などが弱いと思われます。 - 生活環境の変化
先ほど申し上げた、ゲームの発達、携帯の普及、塾などにより、座っている時間の増加。 座っている姿勢は、顎出し・前のめりの、いわゆる猫背姿勢を助長さす状態になりやすいのです。 デスクワークをされている方は、よく分かると思います。学校が始まり、塾などの習い事が始まる7歳ごろから、すでに気を付けなければなりません。
大きくはこの2点が影響すると言われております。
すずらん整骨院で出来る事
- 姿勢チェック
立位姿勢から、正しい重心線を見て判断していきます。 - 運動機能チェック
実際の動きから見て、運動機能が低下しているか確認します。 - 簡単なセルフエクササイズの指導
調簡単な、継続できる体操をお伝えします。 - インソールの処方
正しい立ち方を、勝手に身体に覚えさせ、足部機能を高めていきます。
よくある骨盤矯正?姿勢矯正!?って、必要?
私の考え方です。巷で言葉が先行し流行っているみたいですが、医学的にみても効果は低いと思われます。
まず、そもそも骨盤矯正という言葉自体が、医学的にありません。当然、エビデンスもありません。なにより上記に記載しているとおり、姿勢は内的因子と、
外的因子により影響を受けております。もっと専門的にいうと、姿勢は“姿勢制御”によって維持されております。
視覚、前庭系、
体性感覚、反射など、かなり複雑なメカニズムによって行われております。
なので、例えばマッサージや、ポキポキ整体、などの、外からの刺激を与えたからといって、その姿勢が治ることは考えにくいです。一瞬は動きやすくなり、伸びた感じがし治ったと思うでしょうが、30分もたてば感じなくなるでしょう。足の長さが違うと言われ、整えましたとかいうやつも同じです。車乗って家に帰れば戻っていると思いますよ。
そんなことよりも、姿勢は、最初に述べた生活スタイルを変える工夫が最も大切です。しなければ、不良姿勢が構築され、その後側弯症などを発生させるかもしれませんし、一生そのままです。 骨盤矯正やら、姿勢矯正よりも、生活習慣。そちらの方が大切ですよ。
気になる方は、ぜひ当院にご相談下さい。
実際今まで多く見てきましたが、そこまでナーバスになることはないと思いますよ。
ただし、以下の注意点は理解の必要性があります。
ありそうなもの
呼吸、スポーツ、勉強、自律神経。
- 呼吸
猫背は呼吸に関わる“胸郭”の動きを妨げます。胸郭がうまく機能しないと、横隔膜の働きも悪くなり酸素が取り込みにくくなります。結果、頚部、肩の筋肉で補うことになり、易疲労性に陥りやすくなります。
※肩こり、疲労感。 - スポーツ
猫背姿勢によって固まった筋肉により、脊骨や肩甲骨周り、肋骨周りの筋肉が伸びにくくなり、手を上げるようなスポーツに影響を与えます。
※野球、バレー、水泳、陸上など、ほとんどのスポーツに使われる。
- 勉強
先ほどの呼吸と関係すると言われておりますが、酸素の供給能力が低下し、脳に影響を与える。また、机との距離が近くなるため、目への負担が増加する。
※あくび、眠気、眼精疲労。 - 自律神経
同じように猫背により浅い呼吸が優位になると、交感神経が働きやすくなります。また、自律神経も伸ばされることで緊張状態になり、結果自律神経のリズムが乱れると言われております。
このように、猫背自体には疾病と関係はないですが、猫背によって引き起こされる問題はあります。
なにより、猫背は自信がなさそうに見えるので損しちゃいますよね。胸張って歩きましょう。
姿勢は、普段の生活によって起こるものです。他力本願で直すものではなく、自身の意識で変えようとすることが大切です。
チェックされたい方、どうしても何らかの症状が出て「辛いなぁ、しんどいなぁ」と感じた時は、すずらん整骨院へ気軽にお問い合わせください☆
診療時間
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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AM9:00~PM12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | / |
PM3:30~PM7:30 | ● | ● | / | ● | ● | 1~2時 | / |
※当面の間、都合により水曜日は休診させていいただいております。
※部活動などで通いたいけれども診療時間内に来院が難しい方、お電話にてご相談ください。
短い期間での学生の部活動を頑張れるようできる限りサポート致します。
土曜日の午後は1~2時まで診療いたします。
休診日/日曜日・祝日
お問い合わせ・ご予約
すずらん整骨院は完全予約制ではありませんが、来院の際には"お問合わせ(ご予約)"
される事をおすすめしています。
お問合わせ頂ければ、混雑しないと予想される時間帯をお伝えすることができ、スムーズなご案内ができるようになります。
(但し、急患などで状況が変化する場合もございますので、ご容赦下さい。)
※ご予約無しで来られた場合、状況によってはお断りすることもございます。ご了承ください。